聖光学院、光る"集中打" いわき光洋を8-4で振り切る

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【聖光学院-いわき光洋】7回裏聖光学院1死一、二塁、西川が中越えに2点適時二塁打を放つ=開成山球場
 ▽準決勝
いわき光洋
1
3
0
0
0
0
0
0
0
4
聖光学院
3
0
3
0
0
0
2
0
8
 

 第67回秋季東北地区高校野球県大会第6日は20日、郡山市の開成山球場で準決勝2試合を行い、3年ぶりの王座奪還を狙う聖光学院、15年ぶりの秋制覇を目指す学法石川が決勝に進出、東北大会出場を決めた。東北大会出場は聖光学院が2年ぶり15度目、学法石川が11年ぶり17度目となる。

 聖光学院は再逆転の末、8-4でいわき光洋を振り切った。学法石川は11-1の8回コールドで福島商との伝統校対決を制した。大会最終日の21日は同球場で聖光学院-学法石川の決勝、いわき光洋-福島商の3位決定戦を行う。

 西川が4安打6打点"大暴れ"
 バットを振れば、面白いように長打につながる。聖光学院の西川将也(2年)は二塁打3本を含む4安打6打点と文字通りの大暴れ。「緊張もあったが、試合に集中するだけだった」。東北大会出場が懸かる大一番で、高い潜在能力を秘める期待の大砲が覚醒した。

 身長185センチ、体重95キロという規格外の体格に加えて、相手の配球を読み取る頭脳的なプレーが光った。同点に追い付いた1回2死一、二塁の好機。「右打者にはカーブが多い」と見抜き、狙い通り左中間にはじき返すと、第2打席以降は直球に見事に対応した。

 大阪府出身。中学時代に所属したオール枚方ボーイズのチームメート鎌倉誠(同)が主力として甲子園出場するのを尻目に、自身は苦しい日々が続いた。夏休みの練習試合。結果を残せず、途中交代されたこともあったが、ひたむきに持ち味の打撃を磨いた。

 迎えた県大会。準々決勝で初のスタメンをつかみ、殊勲の決勝打を放った。この日は打順が8番から6番に昇格したが、フルスイングの姿勢は変わらなかった。「鎌倉たちがチームを引っ張ってくれる分、自分は気楽に臨める」。大胆なスイングとともに、謙虚さも活躍の原動力だ。

民友セレクション