学法石川、15年ぶり栄冠届かず エース・北郷、8回5失点

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【学法石川-聖光学院】6回裏聖光学院1死一、三塁、学法石川の捕手藤田がスクイズで先制を狙った相手走者の生還を阻む。中央はエース北郷

 息詰まる投手戦が突如崩れた。15年ぶりの秋制覇を狙って登板した学法石川のエース北郷辰憲(2年)は8回に集中打を浴び、5失点。「最後まで投げたかった」と声を絞り出した。

 130キロ中盤の直球で組み立てた。「変化球では通用しない」と走者を背負った場面では強気に内角を攻め、縦のスライダーなどを織り交ぜながら、5回まで聖光学院打線をわずか1安打に抑えた。

 しかし、7回に1点を失うと、8回には連打と失策で追加点を奪われた。「エースとして、主将として、マウンドでは冷静でなければならなかった」と悔やむ。

 甲子園に出場した父直之さんを、もう一度甲子園に連れて行くという夢がある。仕事終わりの疲れた体でも打撃練習に付き合ってくれる直之さん。「次は優勝したい」。父への思いを胸に「センバツ」の切符を取りに行く。