センバツ切符へ"闘志" 「秋季東北高校野球」10日開幕

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2年ぶり15度目の東北大会に臨む第1代表の聖光学院

 第68回秋季東北地区高校野球大会は10日、青森県総合運動公園球場と青森市営球場で開幕する。東北の各県大会を勝ち抜いた18校が来春の「センバツ」を懸けて熱戦を繰り広げる。県勢は2年ぶり15度目出場の第1代表聖光学院、11年ぶり17度目の第2代表学法石川、4年ぶり19度目の第3代表福島商の3校が出場する。開会式は10日午前9時から、市営球場で行われる。

 初日は開会式に続き4試合を行い、福島商が県総合運動公園球場の第1試合(午前11時30分開始予定)で東陵(宮城第3代表)と対戦する。学法石川は同球場の第2試合(午後2時開始予定)で能代松陽(秋田第3代表)と戦う。聖光学院は11日の2回戦に登場。一関学院(岩手第3代表)と、市営球場の第1試合(午前9時開始予定)で激突する。

 【聖光学院】投手安定中軸も魅力 
 エースの左腕鈴木拓人(2年)を中心とした投手力に、勝負強い打撃を備えたバランスの取れたチーム。3年ぶりに県大会を制した。鈴木は県大会で140キロをマークした力のある直球が武器。完投能力も有する。決勝で先発し、4回を無失点に抑えた右腕前田秀紀(1年)は救援もでき、安定した投球が持ち味。チーム打率は2割7分8厘。県大会では中軸が機能し、好機で着実に得点した。打率3割1分2厘の4番鎌倉誠(2年)は長打が期待できる。主軸の瀬川航騎(1年)は4割6分6厘と高打率を誇り、俊足も魅力。

 【学法石川】守備から流れつかむ 
 2試合で完封勝ちするなど投手陣を軸に堅い守備力で接戦を制し、東北大会の出場切符をつかんだ。投手はいずれも右投げで軟投派の北郷辰憲(2年)と本格派の宗田真也(同)の二枚看板。強肩で守備範囲が広い遊撃手鞆谷翔(同)や捕手藤田航輝(1年)らセンターラインを中心に守備から流れをつくる。県大会は5試合を9失点に抑えた。打線は、リードオフマンと中軸を担った鞆谷翔が3割5分の高打率で6打点をマークし勢いに乗る。3割3分3厘の4番小宮山武(同)は勝負強い。主砲の前に走者を出したい。

 【福島商】強力打線で打ち勝つ 
 県大会で1試合平均10安打を放った打線は強力。打率も3割5分3厘を記録した。打撃の中心は打率6割9分5厘を誇る4番の秋山拓人(2年)。得点圏での好打が光り、チームトップの9打点をたたき出した。下位も威力は十分。原田修樹(1年)が5割をマークするなど打線に切れ目がなく、得意の集中打で一気に試合を決める。先発矢代遥斗(同)から古川駿(2年)への継投で勝ち進んだ。ベンチには山舘勇斗(同)栗原稜太(1年)ら軟投派の4投手が控える。投手陣の層は厚く最少失点に抑えたい。

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