秋季福島県大会「ベスト4」決まる 福島商が中盤集中打で逆転

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【福島商―小高工】2回裏小高工無死満塁、渡辺の犠飛で大木戸が生還=鶴沼球場

 第68回秋季東北地区高校野球県大会第8日は25日、会津若松市のあいづ球場と会津坂下町の鶴沼球場で準々決勝4試合が行われ、ベスト4が決まった。

 福島商は小高工に5―2、聖光学院は学法福島に6―3でいずれも逆転勝ち。学法石川はいわき光洋に3―2で逃げ切った。日大東北は郡山に11―1で7回コールド勝ちした。

 準決勝2試合は27日、あいづ球場で行われる。第1試合の福島商―日大東北は午前9時30分、第2試合の学法石川―聖光学院は正午にそれぞれ開始予定。

 小高工、統合前最後の『秋』 伝統受け継ぐ

 福島商が中盤の集中打で小高工に逆転勝ちした。

 「先制して守りに入ってしまった」。小高工ナインは肩を落とした。昨年先輩たちが成し遂げられなかった4強への壁を乗り越えようと奮闘したが及ばず。来年度の学校統合を控え、小高工として臨んだ最後の県大会は悔しい形で幕を閉じた。

 主将の石附享(2年)は「逆転されてから、みんな静かになってしまった」と振り返った。5回に逆転を許してから気持ちを立て直すことができなかった。

 同校は来年4月に小高商と統合し、小高産業技術として再出発する。今夏の福島大会で3年生以外で唯一ベンチ入りし、先輩たちが試合に臨む姿勢を間近で見てきた石附は「先輩たちが持っていた明るい雰囲気を伝えていきたい」と誓う。

 「自分たちが最初の代になる。やってやろうという気持ちは大きい」と石附。強豪校として名をはせた小高工の伝統を受け継ぎ、新たな歴史を書き加えるつもりだ。