聖光学院・堀田、92球で完投勝利 学法石川から初回一挙4点

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【学法石川―聖光学院】6回表2死一、三塁の窮地で抑え、小さくほえる聖光学院の堀田
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 第68回秋季東北地区高校野球県大会第10日は27日、会津若松市のあいづ球場で準決勝2試合が行われ、2年ぶりの王座奪還を狙う日大東北と2連覇を目指す聖光学院が決勝に進出、東北大会出場を決めた。

 日大東北は福島商を序盤に攻め立て5―1で快勝。聖光学院は学法石川の立ち上がりを狙い5―1で勝った。

 最終日の28日は同球場で決勝と、東北大会の出場校残り1枠を懸けた3位決定戦が行われる。3位決定戦が午前9時、決勝が同11時30分開始予定。

 堀田、貫いた『強気の投球』

 聖光学院がリードを守りきった。聖光学院は初回、2度の四球などで2死二、三塁とすると、矢吹が適時打を放ち先制。さらに大平の適時打と暴投で追加点を挙げ、この回一挙4点を奪った。

 「7回くらいからきつかった」としながら聖光学院の先発堀田陸斗(2年)は9回92球1失点で2試合連続となる100球以下での"省エネ"完投。「気持ちで勝てたと思う」と淡々と振り返った。

 練習試合でもあまりないという連続完投。緩いカーブを効果的に使い、凡打の山を築いた。学法石川2番手で好投した関口夏輝(1年)は横浜瀬谷ボーイズの後輩。「負けたくなかった」と、してやったりの表情を見せた。

 コースに投げ分ける制球力が持ち味だが、2ストライクに追い込んでからの球が甘くなるところを課題とする。この日は試合前に「大胆に投げろ」と指示を受け、随所で持ち味を引き出し、後続を断ち切った。

 斎藤智也監督が「できると信じている」と信頼を寄せる背番号11。大会直前、甲子園で背番号8をつけ好投した鈴木駿輔(3年)から「マウンドに上がったらエースという気持ちで投げろ」と助言を受け、その言葉を胸に強気で投げ込む。

 チームは新体制になって初のタイトルに王手をかけた。決勝に向け「意識はしないで自分たちにできることをやる」と堀田は静かに闘志を燃やした。