聖光学院「連覇」、日大東北に5-3 秋季高校野球福島県大会

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2年連続12度目の優勝を決め、スタンドへ駆け出す聖光学院ナイン=28日、あいづ球場
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 来春の「センバツ」への第2関門となる第68回秋季東北地区高校野球県大会の最終日は28日、会津若松市のあいづ球場で決勝と3位決定戦が行われた。決勝は聖光学院が日大東北に5―3で勝ち、2年連続12度目の優勝を飾った。3位決定戦では学法石川が2―1で福島商との接戦を制し、聖光学院、日大東北に続いて東北大会出場を決めた。

 東北大会出場は聖光学院が2年連続16度目、日大東北が2年ぶり11度目、学法石川が2年連続18度目。聖光学院、日大東北、学法石川の3校の組み合わせで東北大会に出場するのは春、秋通じて初めて。

 東北大会は10月14~19日に山形県で開かれる。組み合わせ抽選会は同7日に同県で行われる。

 聖光学院・仁平が殊勲弾「流れ変えたい一心だった」

 王者たる由縁を示す一発だった。聖光学院の仁平勇汰(2年)は1点差に迫られた直後の9回にダメ押しの本塁打。「流れを変えたい一心だった」打席で、日大東北の反撃ムードを断ち切った。

 流れは終盤に進むにつれて日大東北に傾いていた。聖光学院は序盤に先制しながらも3回以降はスコアボードに0が並び、徐々に追い上げられる展開。8回には、ついに1点差となった。

 仁平も当然嫌な雰囲気は感じていた。「何としても点がほしい」。2球目、高めのスライダーを振り抜くと、打球は右翼スタンドに消えた。「走りながら打球を見てたら入ってしまって」と自らも驚く公式戦初本塁打。球場の空気を変える一発で勝利をたぐり寄せた。

 今大会で初めてメンバー入りし、5試合中4試合で先発出場した。放った安打はほとんどが変化球。中学時代は苦手としていたが、高校入学後の特訓で克服した。「練習があって今の自分がいる」と笑顔で語る。

 殊勲の一打にも、仁平は「自分の力以上のものが出せた」と謙虚さをのぞかせた。「満足せずにレベルアップしたい」。東北大会の舞台でさらに成長した姿を披露するつもりだ。