聖光学院、仙台育英に1-3逆転負け 決勝逃しセンバツ遠のく

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【仙台育英―聖光学院】2回表聖光学院無死一塁、先制の適時二塁打を放つ柳沼=荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた
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 第69回秋季東北地区高校野球大会は18日、山形県中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがたで準決勝2試合が行われ、本県第1代表の聖光学院は第1試合で仙台育英(宮城第1代表)に1―3で敗れた。

 選抜高校野球大会の東北地区からの一般選考枠は例年2校。秋季東北地区高校野球大会で優勝、準優勝したチームが選ばれており、聖光学院は決勝進出を逃したことで、来春の選抜大会に出場できる可能性が低くなった。ただ11月の明治神宮大会で東北地区代表が優勝した場合には一般選考枠は3校となる。第2試合は盛岡大付(岩手第1代表)が酒田南(山形第2代表)に5―4で勝った。決勝は19日午前10時から、同スタジアムで行われる。

 柳沼の先制打も実らず

 4年ぶりにベスト4入りした聖光学院だったが、準決勝で再びの逆転劇を見せることはできなかった。「相手の執念が上だった」。先制打を放った柳沼楽人(2年)は仙台育英の粘り強さをたたえた。

 先に主導権を握ったのは聖光学院だった。2回無死一塁で打席に立ったのは、前の試合まで7番を打っていた5番柳沼。甘く入った直球を右中間へと運ぶ適時打で流れを引き寄せた。

 しかし5回の攻撃では満塁の好機で相手の堅守に安打性の当たりを止められ、得点できずに終わると、直後に勝ち越された。斎藤智也監督は「(勝敗を分けたのは)守備力の差だと思う」と語った。

 ナインが目標としていたセンバツ出場は遠くなってしまったが、大会を通じて成長も感じられた。2回戦、準々決勝では逆転勝ち。柳沼は「試合を重ねるごとに粘り強くなった」と振り返る。斎藤監督も「よくやった」と繰り返し、ナインをねぎらった。「ここまで来られるとは思っていなかった」

 新チームでは公式戦で初めての敗戦。自分たちを上回る粘り強さを肌で感じた。「冬の間でチーム力を上げ、甲子園に行けるようにしたい」と柳沼。悔しさを胸に刻み、聖光学院ナインが新たなスタートを切った。