会場決定「SOSO.Rならはスタジアム」 秋季高校野球県大会

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秋の高校野球県大会の開催が決まったSOSO.Rならはスタジアム=楢葉町

 第69回秋季東北地区高校野球県大会が9月に楢葉町のSOSO(そうそう).Rならはスタジアムで開かれることが郡山市で20日に開かれた県高野連の理事会・顧問会で正式に決まった。東京電力福島第1原発事故に伴い避難区域となった双葉郡。郡内球場での県大会開催は震災後初めてで、高校球児たちの球音が久しぶりに戻ってくる。

 震災後、県高野連は相双地区の学校数や球場の整備を考慮し、相双支部大会に限り相双地区内のみちのく鹿島球場や新地球場で開催してきた。秋季県大会のメイン会場となっているいわき市ではこれまで、いわきグリーンスタジアムと平球場を併用してきた。しかし今大会は平球場が老朽化したことなどから、県高野連が同市に近い楢葉町での開催を決めたという。

 地元関係者から『期待の声』

 双葉郡での開催に関係者も期待を口にする。大会を運営するいわき支部の遠藤太理事(51)は「相双地区は力のあるチームが多かった。県大会の開催で選手の励みにもつなげたい」と強調。さらに「将来的にメイン会場としてできれば地元も盛り上がる」と話した。

 開催地楢葉町の松本幸英町長は「高校球児が町内で試合をすることは町の復興を力強く後押しすることになり、心から歓迎したい」と述べ、矢内賢太郎町体育協会長(町教育長)は「高校球児が楢葉に来て、活躍する姿を見せることが町民の励みになる。町全体が活気づくことにもつながる」と語った。

 県立中高一貫校「ふたば未来学園高」(広野町)の野球部は同スタジアムを拠点に練習を重ねてきた。秋の大会に出場するのは後輩になるが、遠藤和明主将(3年)は思い入れの強い球場だけに「地元で大会ができることは学校にとっても喜び。プレーを見た人が『楢葉に戻ってきたい』と思うきっかけになれば」と期待した。

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