聖光学院「好機着実」萩田先制打で勢い いわき光洋は力及ばず
第70回秋季東北地区高校野球県大会第3日は16日、前回覇者の聖光学院はいわき光洋を9―2で破った。
新チーム初の公式戦で先制打を放った聖光学院の萩田翔(2年)。斎藤智也監督も「いい仕事をした。いい空気を放っている」と太鼓判を押した。
2回無死三塁、甘く入った低めの直球を迷いなく振り抜いた。貴重な先制点をもたらすと、7回には左翼へ会心の当たりを飛ばし、好調をアピール。萩田は「結果を気にせずベストスイングを目指した」と淡々と振り返った。
約3週間前に左膝にボールが当たり、炎症を起こした。実戦から離れていたが、回復するにつれて調子も上がってきたという。次戦に向けて「一瞬一瞬をやり切りバットで貢献したい」と力を込めた。
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