福島商先発・渡辺「4回6点重かった」 聖光学院に雪辱ならず

 
【聖光学院―福島商】聖光学院を相手に粘投した福島商の渡辺直

 「4回の6点が重かった」と福島商先発の渡辺直紀(2年)は悔しさをにじませた。

 聖光学院は、今春そして今夏と、ともに決勝の舞台で敗れた因縁の相手。渡辺直が先発した春の県大会決勝では2回を投げきれず、10失点で降板と屈辱を味わった。「春夏とは違う。ねじ伏せる気持ちで臨んだ」と雪辱のマウンドだった。しかし、序盤こそ直球と変化球を低めに集めたが、4回に甘く浮いた変化球を聖光打線に痛打された。

 「次の塁を狙う姿勢など、聖光戦で得られた経験もある」と渡辺直。「次を勝って東北大会に出場したい」と次戦を見据えた。

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