【フロム・リオ】立ち会った歓喜の瞬間 体操男子団体「金」、3大会ぶり
リオデジャネイロ五輪第4日の8日、体操の男子団体総合はエース内村航平(27)=コナミスポーツ=を擁する日本がロシア、中国との大接戦を制し、2004年アテネ以来3大会ぶり7度目の金メダルに輝いた。
体操男子団体で3大会ぶりの優勝を決め、各国から称賛される日本代表。日の丸が最高位に掲げられ、国歌「君が代」が会場に響き渡る。金メダルを目の前で見届ける喜びは格別だった。
2004年アテネ大会。「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」の名実況とともに、念願の金メダルを手にした体操男子団体が記憶に新しい。当時の興奮が忘れられず、思わず競技会場に足を運んでいた。
メンバーはこれまでの努力を凝縮したかのような華麗な演技を繰り広げ、表彰台の頂点で満面の笑みを振りまいた。敗れた他国の選手や観衆もまた、日本代表に最大限の敬意を払う。平和な世界の実現を目的に掲げる五輪ならではの清き光景だった。
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