本県は悔しい31位 全国都道府県対抗女子駅伝

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
本県は悔しい31位 全国都道府県対抗女子駅伝

区間14位の走りで6区渡辺にたすきをつないだ5区橋本(左)=第5中継所

 第33回全国都道府県対抗女子駅伝は11日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間、42.195キロで行われ、大阪が2連覇を狙った京都をトラック勝負で1秒上回り、2時間17分26秒で3年ぶり3度目の優勝を果たした。京都に1秒差の3位が兵庫、さらに1秒差の4位は愛知と上位は大混戦だった。

 本県は2時間23分22秒で31位だった。序盤から苦戦を強いられ、目標とする前々回の17位を上回る成績には及ばなかったが、選手は各区間で奮闘した。

 上位へ確かな礎

 9年連続で入賞を逃した本県だが、上位に向けて確かな礎を築いた。「全国との差をあらためて痛感したが、ここからがスタート。多くの選手がいい経験を積めた」。総合31位の結果を振り返る畑中良介監督(田村高教)の言葉には、悔しさと期待感が入り混じった。

 1、2区でリズムをつかめず、目標の20位以内が遠のいた。それでも、各選手に「あきらめ」の文字はなく、1秒でも早く、1人でも前の順位で古里のたすきを運ぼうと、必死に都大路を駆け抜けた。

 「みんなの期待に応えたい」。チームメートの思いを背に、ふるさと選手の2人が一層の輝きを放った。スピードが持ち味の4区石井寿美(ひさみ)(ヤマダ電機)は6人を抜く好走を演じた。続く5区橋本愛里(えり)(しまむら)は20秒差で区間賞には手が届かなかったが、2人をかわす意地を見せた。

 イメージ通りのレース展開にはならなかったが、普段通りの実力を発揮した2人。橋本は「一人一人がもう少しタイムを伸ばせた」と課題を挙げ、石井は「若いチームで走り、自分がチームを引っ張るという責任感が生まれた」と手応えを口にした。大舞台を走り終えた2人の頼もしさが増した。