本県男子奮闘20位 都道府県対抗駅伝、入賞争い絡めず

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果敢な攻めの走りで2区・半沢(右)にたすきをつないだ1区・遠藤=第1中継所

 第20回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は18日、広島市の平和記念公園前を発着点に7区間、48キロで行われ、本県は2時間22分31秒のタイムで20位となり、前回の6位に続く2年連続の入賞はならなかった。埼玉が初優勝、2位宮城、3位東京と続いた。

 本県は、1区の遠藤日向(ひゅうが)(学法石川高1年)が14位でたすきをつなぐと、2区の半沢黎斗(平一中3年)が順位を維持した。しかし、3区以降は上位チームから少しずつ遅れる展開となり、アンカー・7区の柳原(やぎはら)貴大(帝京大4年、会津学鳳高卒)が4人を抜く快走を見せたが、最後まで入賞争いに絡めなかった。

 中高生に"希望の芽"

 1区の遠藤日向(学法石川高1年)は前回、2区の走者として、学石の先輩車田颯(はやて)(3年)からたすきを受けた。車田の故障欠場の影響もあり、今回は遠藤自身が1年生ながら1区の大役を務め、2区の半沢黎斗(平一中3年)を力強く送り出した。「前に食らい付こうと思っていた。ラストが全然粘れなかったことが悔しい」。国体少年男子B3000メートルで優勝し、5000メートルでも昨年末に高校1年生としては前人未到の13分台をたたき出した遠藤は、「健闘」という2文字を嫌った。

 上級生相手にも物おじしない遠藤の積極果敢な走りは、2区の半沢の追い風となり、半沢は14位という上位を狙える順位を維持してたすきをつないだ。「ラストで抜かれて、課題は残ったが、全国大会の雰囲気や調整法を知ることができた」。半沢は今回の経験を糧とし、進学を希望する学法石川高で遠藤ら全国高校駅伝で活躍する先輩を目指し、練習に取り組む覚悟でいる。半沢は「練習中から得られるものは何でも吸収していきたい」と話し、遠藤もまた「後輩を引っ張っていく走りをして、後輩たちの力を伸ばしたい。そのことで全国制覇が見えてくる」と応じた。三浦武彦監督は「高校生に力があり、充実しているので、ふるさと選手が起用でき、中学生の力がもう一段伸びれば全国優勝できる」と総括した。いちずに上を目指す若者の思いが将来の初優勝を引き寄せてくれそうだ。

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