2年分の思い込め"熱い声援" いわきサンシャインマラソン

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2年分の思い込め

2年分の思いを込めてランナーに声援を送るKSOVのメンバー=江名港

 いわき市で8日に開かれた「日本の復興を『いわき』から−第6回いわきサンシャインマラソン」は前回が大雪で中止されたため2年ぶりの開催となり、待ちわびた大勢のランナーが復興に向けて歩む浜街道を駆け抜けた。沿道や会場からは500人以上の「サポートメンバー」が後押し。レースには多くの避難住民も出場し、大会としての広がりを見せた。

 大会事務局は今回初めて「サポートメンバー」として応援ボランティアを募集、過去最多の21団体約580人がボランティアとして応援に駆けつけた。関東圏の学生有志でつくる「高校最後の思い出にボランティア(KSOV)」は今回が初めての参加。メンバー約40人が第1折り返し地点で選手を待ちかまえ、フィニッシュを目指す選手に熱い声援を送った。

 震災後、被災したいわき海星高を支援してきた所沢西高(埼玉県)の生徒らが中心。前回応援に駆けつける予定だったが、本県に向かうバスの中で中止の一報を受け、メンバーの心の中には無念さだけが残ったという。高校卒業後、代表生徒だった大学生玉田尚子さん(18)らの呼び掛けで、2年ぶりの「最後の思い出」として応援を実現させた。玉田さんは「どうしてもいわきを訪れたかった。もう大学生なのでKSOVとしては活動できないが、学生生活の間に、何度でも大好きないわきを訪れたい」と笑顔を見せた。

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