小川が男子A初の栄冠、後半から一人旅 猪苗代湖ハーフマラソン

(数字はいいね)  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【ハーフ男子A】力強いフォームでゴールする総合優勝の小川智寛(山形・三陽製作所)=猪苗代町総合体育館前

 猪苗代町総合体育館カメリーナを発着点に25日、2774人が健脚を競った「猪苗代湖ハーフマラソン2015」。男女、年齢別に11部門で争われたハーフマラソンで、男子はA(19~29歳)で初出場した小川智寛(山形・三陽製作所)が1時間10分27秒で優勝した。 

 強風が吹き荒れる中での消耗戦。苦難を乗り越えた視線の先に歓喜のゴールが広がっていた。「やっと風から解放される」。ハーフ男子Aの小川智寛(三陽製作所)は確かな足取りでゴール地点に迫り、笑顔で両手を握り締めた。

 頭脳的なレースプランで初出場初優勝の偉業に結び付けた。向かい風の序盤は約10人で形成する先頭集団の後方でじっくり待機。追い風となった約5キロ地点でトップに躍り出ると、後半からは一人旅となった。

 妻育さん(25)と3月に結婚。競技人生の転換期を迎え、「より真剣に練習に取り組むようになった」という。この日は都合が合わず、一緒に出場できなかったが「頑張ってきて」とのエールに奮起。期待に応える"ゴールイン"に「早く優勝を報告したい」とにこやかに話した。

 次の目標は福岡国際マラソン。2時間20分切りに照準を定め、「この経験を次に生かしたい」と自信をみなぎらせた。