学法石川男子7位、意地の福島県高新 全国高校駅伝

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学法石川の2区田母神から受けたたすきを手に、走りだす3区遠藤=京都市・丸太町通り

 京都市の西京極陸上競技場を発着点に20日に行われた男子第66回、女子第27回全国高校駅伝。京都開催50年記念大会で都道府県代表の男女各47校に加え、特別出場枠を獲得した男女各12校が出場した。男子(7区間、42.195キロ)は2時間1分18秒(大会新・高校国内国際最高記録)をマークした世羅(広島)が2連覇を達成し、優勝回数は単独最多の9度となった。女子(5区間、21.0975キロ)も世羅が1時間7分37秒で制し、1993(平成5)年の仙台育英(宮城)以来2度目の男女優勝を飾った。本県から男女3校が出場。男子の学法石川は県高校新記録で7位、女子は田村が33位、東北大会で特別出場枠を獲得した学法石川が42位にとどまった。

 遠藤、快走区間4位 

 前半で出遅れたチームの危機を遠藤日向(2年)が救った。13位でたすきを受けると、留学生が起用される厳しい3区を日本人トップの区間4位の快走で7人抜き。一気に順位を6位に押し上げ、3年連続の入賞を引き寄せた。「自分が一番重要な区間だと分かっていた。絶対順位を上げるという強い気持ちで走った」と2年生ながらエースの1人としての自覚を語る。

 思いも寄らぬレースにも動じなかった。他校のハイペースに対応できず1区阿部弘輝(3年)は出遅れ、トップを期待した田母神一喜(同)は優勝を意識し前半飛ばしすぎて失速した。

 「先輩のためにも絶対に自分が流れをつくる」。好敵手として切磋琢磨(せっさたくま)してきた2人の気持ちをおもんぱかり遠藤は奮起。昨年はペース配分を誤ったが、今年は強化したスタミナとスピードを生かして前半は余力を残し、6.4キロ地点からスパートをかけると入賞圏内に盛り返し、レースを立て直した。

 3年生と走る最後のレース。涙に暮れる先輩の姿を目に焼き付け「来年は自分が引っ張り、果たせなかった優勝をする」と"絶対エース"への成長と全国制覇を誓った。

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