ゲストの五輪選手、いわき応援 サンシャインマラソン前夜祭

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ウエルカムパーティーで乾杯し、レースの健闘を誓い合う選手ら=13日午後、いわき市・いわきワシントンホテル椿山荘

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後は、地域復興の象徴として行われているいわきサンシャインマラソンには、全国から過去最多の1万550人が集結する。いわき市で前夜祭として13日に開かれた開会式・ウエルカムパーティーでは、ゲストランナーの五輪選手から激励のメッセージを受けた市民ランナーが、レースでの健闘を誓い合った。

 会場には、五輪出場経験のあるゲストランナーらが駆け付けた。前回大会に引き続きフルマラソンに出場する五輪男子マラソン2大会連続メダリストのエリック・ワイナイナさん(42)=ケニア出身=は「遅れてスタートするが、皆さんを追い抜く気持ちで精いっぱい走りたい。(自分に)抜かれないように完走目指して頑張ってほしい」とエールを送った。

 大雪で中止となった第5回大会以来の参加となるロンドン五輪女子マラソン日本代表の尾崎好美さん(34)=第一生命保険=は10キロを走る予定で「今年こそ、と楽しみにしてきた。復興に向けて盛り上がっていくよう、明るい大会になってほしい」と笑顔。「私も子どものころから速く走れたわけではなく、少しずつ努力を重ねてきた。皆さんにも(五輪出場の)チャンスがあります」と、市民ランナーを励ました。

 五輪選手らを前に、会場は市民ランナーの熱気であふれた。2キロに挑戦する同市の緑川優里さん(10)=郷ケ丘小4年=は「たくさんのランナーがいわきで走ってくれてうれしい」と地元開催を喜び、「上位を目標に一生懸命走りたい」と抱負。第1回大会から出場し続けている同市の田島裕司さん(45)=小名浜二小教諭=はフルマラソンにエントリーし、「学校の子どもたちや、震災後のボランティア活動を通して知り合った方々の応援を力に、3時間を切りたい」と意気込んだ。

 開会式・ウエルカムパーティーには約400人が参加。スパリゾートハワイアンズダンシングチーム"フラガール"の華やかなダンスで開幕した。大会会長の清水敏男市長が「いわきの復興の姿を見て、感じたことを発信してほしい」とあいさつした。

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