女子は井波が独走、初制覇 いわきサンシャインマラソン

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【フルマラソン女子】総合優勝を飾った井波由希=アクアマリンパーク

 いわき市で14日に開かれた「日本の復興を『いわき』から 第7回いわきサンシャインマラソン」では、実業団所属の選手や市民ランナーが目まぐるしく変わる天候の中、32部門で優勝を目指した。フルマラソンの女子総合は井波由希(宮城・ウィルランズ)が3時間3分27秒で初優勝を飾った。

 後半勝負「経験生きた」

 マラソンへの熱い思いと経験を力に、31歳の井波由希(宮城・ウィルランズ)が念願の初優勝を飾った。

 序盤、昨年2位の佐藤由貴(青森・ポセイドン)がペースを上げ、姿が見えなくなった。「今回も惨敗かな」。昨年46秒差をつけられた相手の積極的なレース運びに「負け」が脳裏をよぎったが、焦りはなかった。

 前半ペースを上げすぎて後半失速する課題を踏まえ、ペース配分を意識して臨んだ。調整に不安を抱えたまま大会を迎えたこともあって前半を抑えめに入り、スタミナを温存した。

 「走ることが好き」。周囲に止められても毎日5~30キロは走る"練習の虫"という。月に一度はレースに出場する。体が重かったが、「経験が生きた。体調や天候が悪くても気持ちに余裕が持てた」と強調する。

 佐藤が途中棄権したことを知らずに追い掛け続けたことが、ゴールまでの独走につながった。20代のランナーを抑えての優勝に「先輩たちが40代でもいい走りができることを証明している。私もずっと走っていたい」と第一線で走り続ける決意を語る。「来年は連覇、そして3時間を切る」。次の目標へ意欲をみなぎらせた。

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