熊谷が円熟の走り5度目V 伊達ももの里マラソン・女子総合

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【10キロ一般女子40歳以上54歳以下】大会新で5度目の女子総合優勝を果たした熊谷順子(福島市)

 伊達市で28日に開かれた第56回伊達ももの里マラソン大会では、好記録続出の激しいレースが繰り広げられた。女子総合では熊谷順子(福島市)が5度目の優勝を果たした。

 「優勝は自分のペースを貫いた結果」。円熟の走りで前人未到の5度目のクイーンカップに輝いた熊谷は悠然とレースを振り返った。

 今大会は10キロのコースで40分を切ることを目標に出場。練習時間が十分に取れず不安があったが、気温が上がらず走りやすいコンディションとなったため想定通りのレースを展開できたという。それでも「最後の3キロが苦しかった」と終盤で競技の厳しさに直面。豊富な経験に裏打ちされた強い精神力で粘りを見せ一般女子40歳以上54歳以下の部で大会新記録となる39分1秒でフィニッシュした。

 福島西高卒業後、県内外の実業団などでランナーとしてのキャリアを積み上げてきた。現在は介護の仕事の合間に練習を重ね、年間約10大会に参加している。「大会を通してできた仲間との交流も楽しい」と話し、会場で顔なじみの選手と談笑するなど充実した競技生活を送っている。

 5度目の栄冠を「素直にうれしい」と喜び、「楽しく走ることを意識したい」と話す。今後も勝ち負けだけではない競技の魅力をレースで体現するつもりだ。