女子は学法石川2年ぶりV、終盤に突き放す 福島県高校駅伝

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【女子】人さし指を突き上げてフィニッシュする学法石川のアンカー根本

 「都大路」出場を懸けた男子61回、女子34回県高校駅伝競走大会は26日、猪苗代町総合体育館カメリーナ前を発着点とする男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロで行われ、男女ともに学法石川が頂点に立った。優勝は女子が2年ぶり3度目。

 21校が出場した女子は学法石川が2、3区で田村にトップを譲ったが、4区で3秒差まで詰め寄ると、5区の終盤で突き放し16秒差をつけてゴールした。

 アンカー根本実咲、残り1キロで逆転

 全国への切符をつかみ取ったのは主将だった。学法石川のアンカー根本実咲(3年)は残り1キロで田村を逆転。「去年抜けず、1年間追い続けた背中を抜けた」。ゴールに倒れ込んだ根本を仲間が涙ながらに支え、雪辱を果たしての優勝に歓喜の輪が広がった。

 1区の古寺冴佳(2年)も昨年を知る選手。ロングスパートでリードをつくり、同区で2年連続の区間賞だった。2区新後優希、3区水沼梨香子はともに力のある1年生。新後は足が止まり逆転を許すも必死で食い下がり、水沼も粘りの走りでトップの田村を追った。

 4区大塚理央(3年)は松田和宏監督から「勝負が決まる区間」と託され、15秒差からの猛追。昨年悔しい思いを分かち合った同級生の根本に「絶対トップで帰ってきて」と3秒差でたすきを渡した。2年連続アンカーの根本は残り1キロまで追走、温存した脚で1年間追ってきた背中を今度こそ抜き去った。

 「頼りない主将だけど、学年を超えて一つになった。これが学石の強さ」と根本は仲間をたたえる。大きな目標を乗り越え、絆を強めたチームで、都大路の勝負に挑む。