女子・矢吹は25位、団結力で『笑顔の快走』 全国中学校駅伝

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矢吹の2区の柏木からたすきを受ける3区の熊田舞(右)=滋賀県希望が丘文化公園

 第24回全国中学校駅伝大会が18日、滋賀県希望が丘文化公園で行われ、女子(5区間12キロ)は7年ぶり6度目の出場の矢吹が43分42秒で25位だった。女子は桂(京都)が41分1秒で史上2校目の3連覇を達成。2位は荒井(兵庫)、3位には大野東(広島)が入った。

 大会前に誓い合ったことがあった。チームでたすきをつなぐ最後の大会で「悔し涙は流さない」。矢吹のメンバーはその言葉通り、レース後に笑顔で健闘をたたえた。

 苦しい展開も3年生コンビが流れを変えた。35位でたすきを受けた主将の2区柏木レナが「死ぬ気で頑張ろう」と3人抜きの力走。続く3区熊田舞衣も「悔いを残したくなかった」とさらに三つ順位を上げた。

 前田雅人監督は「実力から考えれば、30、40位台もあり得た」と振り返る。その予想を覆す奮闘の要因となったのは「団結力」だった。

 学年を超えて仲が良く笑顔が絶えないチーム。1、2年生の3人が「優しくしてくれた先輩に恩返しがしたかった」と話せば、3年生の2人は「自分たちが引っ張って後輩にプレッシャーを感じさせたくなかった」と思いを語った。

 「最後に最高の思い出ができた。このチームが大好きです」と柏木。仲間とたすきをつないだ時間は忘れることができない宝物となった。