『次こそ期待に応える』 喜多方高卒・駒大の物江、箱根で雪辱誓う

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区間18位でたすきをつなぐ駒大・物江(左)=小田原中継所

 93回目を迎えた東京箱根間往復大学駅伝は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロで復路が行われ、青山学院大が史上6校目となる3連覇を果たした。往路、復路とも3年連続で制するのは戦後初めて。史上4校目の大学駅伝3冠も達成した。

 復路は2位に33秒差でスタート。8区で下田裕太が昨年大会に続く区間賞を獲得してリードを広げ、トップを一度も譲らないまま、最後は酒井俊幸監督(40)=学法石川高卒=が指揮した2位の東洋大に7分21秒の大差をつけた。3位は相楽豊監督(36)=安積高卒=が率いた早稲田大だった。

◆県勢4選手が出場

 福島県勢は、駒大の物江雄利(2年、喜多方高卒)が6区、国士舘大の戸沢奨(2年、田村高卒)が7区、本多将貴(3年、田村高卒)が8区、渡部勇人(4年、喜多方高卒)が10区に出場した。

 無念の涙がほほを伝った。駒大の復路スタート6区を任された物江雄利(2年、喜多方高卒)は区間18位。順位を四つ落とし「情けない」と言葉を詰まらせた。

 12月末にインフルエンザを発症したが、大八木弘明監督(会津工高卒)、藤田敦史コーチ(清陵情報高卒)は物江を起用する決断を変えなかった。その期待に応えようと本番に臨んだが、気持ちの焦りもあり、普段通りの走りができず、悔しさだけが残った。

 同じ会津出身の大八木監督からの誘いで駒大へ進学した。ただ、入学時の5000メートルのタイムは陸上競技部の同学年の中で1番遅かった。それでも大八木監督の「うちでやれば伸びる」という言葉を信じて努力し、2年生にしてつかんだ初舞台だった。物江は「あと2年ある。次こそ期待に応えたい」と雪辱を誓った。

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