遠藤...不完全燃焼、福島県苦しみ28位 都道府県対抗男子駅伝

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13位で2区の吉田にたすきをつなぐ遠藤(左)=広島市・第1中継所

 第22回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は22日、広島市の平和記念公園前を発着点に7区間、48キロで行われ、本県は2時間23分22秒で28位となり、前回の6位に続く入賞はならなかった。長野が大会最多記録を更新する7度目の優勝を果たし、福岡、愛知と続いた。

 本県は1区の遠藤日向(学法石川高3年)が13位でたすきを渡すと、2区以降が順位を落とし入賞圏内から後れを取った。ふるさと選手のアンカー7区の今井正人(トヨタ自動車九州、原町高卒)が順位を二つ上げたが、序盤の遅れを取り戻すことはできなかった。

 円井彰彦(マツダ、田村高卒)が主将を務める広島は26位で、3区の円井は24分52秒の区間19位だった。

 1区・遠藤、高校最後...区間13位

 3000メートル高校歴代1位など常にトップレベルとしてその歩みを進めてきた遠藤日向(学法石川高3年)。だが「いつもの遠藤日向」がそこにはなかった。高校最後の駅伝は1区で区間13位という結果の不完全燃焼に終わった。

 昨年12月25日の全国高校駅伝をインフルエンザで欠場。全国都道府県対抗男子駅伝に向けて、今年に入って練習を本格化させたが、状態は戻りきらなかった。自身の走りでチームに流れをつくろうとレースに臨んだが、「全てがダメだった。序盤からきつい走りになり、(得意の)後半へ力をためることができなかった」。

 負けたくないという気持ちは人一倍。「悔しい経験も多かったが、それをバネにできたからこそ記録が出せた」。高校生ランナーの先頭を走り続けた3年間を振り返った遠藤。同校の松田和宏監督の指導や全国のライバルの存在も、成長を続ける遠藤に大きな影響を与えた。

 悔しさをバネに変えてきた遠藤の視線の先には「2020年」の自分の姿が浮かぶ。

 卒業後は実業団の住友電工に進み、トラック競技に専念する。全ては20年の東京五輪のためだ。「全てにおいて強くならないと世界には通用しない。出場するだけでなく、メダルを取りに行く」。遠藤の陸上人生に迷いはない。

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