男子は公務員ランナー・大橋独走V いわきサンシャインマラソン

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
【フルマラソン男子】2度目のフルマラソンで優勝を飾った大橋真弥=アクアマリンパーク

 いわき市で12日に開かれた「いわき市制施行50周年記念事業~いわき ステキ 半世紀~第8回いわきサンシャインマラソン」では、実業団所属の選手や市民ランナー計9313人が32部門で優勝を目指して健脚を競った。フルマラソンの男子総合は大橋真弥(石巻市役所・宮城県)が2時間30分24秒、女子総合は永田幸栄(ラフィネ・東京都)が2時間55分10秒でともに初優勝を飾った。

 「同じ震災被災地」で足跡

 被災地の復興に携わる"公務員ランナー"大橋真弥(石巻市役所・宮城県)がフルマラソン2度目の挑戦で初優勝を飾り、前回大会2位の雪辱を果たした。

 初のフルマラソン挑戦だった昨年のいわきサンシャインマラソンでは、レース後半の高低差で失速し、2位に終わった。22キロ地点のコース最大の登り坂でギアを入れ替え難所を攻略。ガッツポーズでフィニッシュテープを切った。「沿道に途切れず応援してくれる人たちがいて励みになった」と笑顔がこぼれた。

 日本男子最速の市民ランナーとして注目を集める川内優輝(埼玉県庁)と重なる経歴だ。東京農大では陸上競技部に所属し、卒業後は地元の石巻市役所に就職。現在は同市教育委員会で被災した学校の移転新築事業に当たる。朝夕のランニングが日課で、土日は大会などに出場し、レベルアップを図る。地道に積み重ねた練習が、ライバルたちとの差に結び付いた。

 「被災地で自分にできることは走ること。同じ被災地として応援したい」と、東日本大震災被災地のレースでの優勝にこだわった。復興へ向かって走るいわきで、力強い足跡を残した。

 【動画】9313人が『いわき路』疾走 いわきサンシャインマラソン

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

聖光学院、悲願の「秋季東北」初V 決勝・花巻東を6-4破る