陸上・柏原竜二さん引退インタビュー 「自分の中で区切りを」

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今後の自分について「頑張る!!」と色紙に思いをつづった柏原さん

 根駅伝の山上りで4年連続区間賞を獲得、「新・山の神」として注目され、けがを理由に現役引退を発表した富士通の柏原竜二さん(27)=東洋大、いわき総合高卒=は17日、福島民友新聞社のインタビューに応じ、現役時代にはあまり見られなかった穏やかな表情で競技生活を振り返った。引退後も富士通のスポーツ部や社会貢献活動に携わり、陸上に限らずスポーツファンの拡大を目標に活動する。

 「箱根はうれしさよりも、生活が変わった」

 ―早過ぎる引退を惜しむ声もある。決断の理由は。
 「昨年夏からけがを繰り返し、完治しなかった。15年飽きずにやってきた陸上を嫌いになって終わりたくない、と自分の中で区切りをつけた」

 ―箱根駅伝では陸上ファンを大いに沸かせた。思い出のレースは。
 「箱根の初優勝もだが、個人的には大学1年の関東インカレで日本人トップになったこと。箱根駅伝はうれしさよりも、注目されて、その後の生活が変わった反動の方が大きかった」

 今後は社業に専念

 ―陸上競技の一線から離れる。今後の活動は。
 「まずは社会人として社業に専念する。その中でほかのスポーツのファンが、陸上に興味を持ってもらえるような活動が自分の仕事じゃないかと思っている」

 ―具体的には。
 「先日、バスケットボールの試合を初めて見に行った。スポーツには一瞬の楽しさがある。こういう楽しさをもっと味わってほしいと感じた。そういう機会をつくっていけたらいい」

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