1520人が『春の川内路』駆け抜ける 川内の郷かえるマラソン

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約1520人が出場した川内の郷かえるマラソン

 川内村を挙げたハーフマラソン大会「第2回川内の郷(さと)かえるマラソン―走りだそう!次の一歩へ」が30日、村ヘリポートを発着点に開かれた。原発事故からの再生を目指す村を応援するため、全国から約1520人が出場、村の復興を願って春の川内路を駆け抜けた。村や村教委などでつくる実行委の主催、福島民友新聞社などの協力。

 村の魅力と元気を全国に発信し、交流人口の拡大につなげようと昨年から始まった。当時、川内小6年の遠藤大翔さん(川内中2年)の発案から村の一大イベントに発展した経緯も共感を呼び、前回大会より出場者が330人以上増えた。

 大会はハーフや10キロ、5キロ、3キロ、1.5キロ男女各部などが行われた。沿道には大勢の村民が並び、ランナーに声援を送った。

 ハーフマラソンで最終走者となった東京都の藤原淳子さん(54)がゴール近くに姿を見せると、地元の子どもたちやゲストランナーの吉田香織選手(TEAM R×L)が駆け寄り、手をつないでゴールに入った。藤原さんは「子どもたちが一緒に走ってくれたから最後まで頑張ることができた」と感激の涙を流した。

 約650人のボランティアが大会運営を支え、村民のおもてなしにも磨きがかかった。大会長の遠藤雄幸村長は「遠方から多くの参加があり、感謝している。震災から6年を経た被災地の実情や村民の元気な姿を感じ取り、地元に帰って伝えてほしい」と期待した。

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