男子総合は公務員ランナー・大橋V 伊達ももの里マラソン

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【10キロ一般男子18歳以上29歳以下】初の総合優勝を果たした大橋真弥(石巻市役所)

 第57回伊達ももの里マラソン大会は27日、伊達市保原中央交流館を発着点に開かれ、市民ランナーが熱いレースを繰り広げた。6550人がエントリーし、ウオーキングを含む1~10キロの37部門で健脚を競った。

 総合優勝は男子が10キロ29歳以下の大橋真弥(宮城・石巻市役所)、女子が10キロ29歳以下の根元香苗(埼玉・青春ランナーズ)だった。2キロ小学生の部門では10人が大会新記録を出した。

 発着点の保原中央交流館では特産品のブースが並んだほか、豪華賞品が当たる抽選会も開かれた。実行委の主催、福島民友新聞社などの共催。

 「自分の走りできた」

 大橋真弥(23)=宮城・石巻市役所=は一緒に走るゲストランナー星創太の背中を追い、堂々の優勝。「自分の走りができた」と東日本大震災からの復興にも取り組む"公務員ランナー"は満足げだった。

 出場は10キロ高校の部で優勝した第51回大会以来。昨年も出場しようとしたが定員超でエントリーできず、「今年は余裕を持って申し込みました」。レースではタイムこそ大会記録に2秒及ばなかったものの、初の栄冠に表情は柔らかかった。

 石巻高で本格的に陸上競技を始めた。東京農大卒業後、地元の市役所に就職し、現在は市教育委員会に所属。震災で被災した学校の移転新築業務に当たり「震災前より活気ある石巻にしたい」と意気込む。

 競技への意欲も衰えていない。仕事前後の時間を使い、1日当たり20キロを走る。ストイックな生活にも「走るのが好きだから」と笑う。

 今年はいわきサンシャインマラソンでも優勝。来週には副賞として出場権を得たハワイ・カウアイ島でのマラソンを控える。2度目の海外レースに「英語ができないので、緊張しています」と大橋。言葉とは裏腹に顔には笑みがあふれていた。

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