コース沿道から大声援...走る力に いわきサンシャインマラソン

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ランナーに声援を送る江名小の子どもたち

 いわき市を舞台に11日に開かれた「第9回いわきサンシャインマラソン」には、第27回みんゆう県民大賞のスポーツ賞を受賞している元プロ野球巨人の鈴木尚広さん(相馬市出身)をはじめとするゲストランナーが参加、走者を元気づけ交流を深めた。フィニッシュ地点となった小名浜アクアマリンパークには協賛企業のブースなどが設けられ、ランナーや応援の家族、来場者でにぎわった。

 コース沿道では、市民がランナーに大声援を送った。

 多くの人たちが集まった第1折り返し地点(16.5キロ)の江名港。江名地区の住民が大勢詰め掛けた。会場には大漁旗が飾られ、吹奏楽演奏やダンスが披露された。

 「自分が小さい時に震災があった。今はそのころと比べて、江名のまちも復興が進んだ」と話すのは江名小6年の吉田圭太君(12)。幼稚園児のころ、東日本大震災を経験、自分の古里が津波に襲われる様子が目に焼き付いている。あれから約7年。一部が壊れた江名港の復旧工事が進んだことで、今回からコースが変更された。吉田君は練習を重ねたよさこい踊りを披露し「いわきの元気な姿を見てほしい」と声を弾ませた。

 一方、埼玉県からボランティアとして駆け付けた所沢西高3年の村岡沙樹さん(18)は「イメージしていたいわきとは全然違っていた」と話した。いわきを訪れるまでは「復旧に向けて、あくせくしている様子を想像していた」という。実際に見たいわき市は、復興に向けて、一歩一歩着実な歩みを進めていた。「明るくて活気があり、逆に前向きな気持ちにさせてもらった」と笑顔を見せた。

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