序盤圧巻の走り...明大3区・阿部「区間2位」 箱根駅伝・往路

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区間2位と好走した明大の阿部弘輝=平塚中継所

 東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、107.5キロで2日行われた第95回東京箱根間往復大学駅伝第1日。関東の22校とオープン参加の関東学生連合を加えた23チームが参加して行われた。

 狙っていた区間記録に29秒届かなかった。「(出場できなかった昨年を含め)2年分の思いを背負って走っただけに悔しい」。3区で1時間2分7秒をマーク、区間2位と快走した明大の阿部弘輝(3年、学法石川高卒)だったが、笑顔は少なかった。

 一昨年の予選会で13位に終わり昨年の「箱根」の出場を逃した明大。鶴見中継所で補助員をした阿部にやるせない思いがあった。東京都内で昨年11月に開かれた1万メートル競走で日本人学生としてシーズン最高タイムを出すなど、ここ2年でチームの中心選手へと成長した阿部。「去年の悔しさがある。誰にも負ける気はしない」と強気の姿勢を崩さず、序盤に区間記録更新を狙える圧巻の走りを見せた。

 ただ残り10キロを切った12キロ地点で右脚に違和感を感じた。「元々つりやすい体質だった。最初から全力で行きすぎた」。太ももがけいれんしながらも「エースとしての意地がある」と阿部は5人を抜きを達成、12位でたすきをつないだ。

 「自分自身はいい結果だったとは言えないが、仲間にはいい流れでたすきを渡せた」。阿部の力走で往路11位の明大。来年のシード権獲得へ阿部はチームメートに声援を送る。

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