安西秀幸監督「全国にアピールできた」 都道府県対抗男子駅伝

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あんざい・ひでゆき 会津若松市出身。会津高、駒大卒。父秀一さんが経営、農業用資材などを取り扱う安西商会に勤務する。

 「力強い走りで、福島が力強く生きていることを全国にアピールできた」。全国都道府県対抗男子駅伝で初優勝を飾った後輩たちの走りに、インタビューでは言葉に熱がこもった。

 自身も高校、大学、実業団と活躍してきた長距離ランナー。会津高時代に3000メートル障害で県大会優勝経験はあるが、意外にも高校時代は全国大会の出場はなかった。卒業後は同郷の大八木弘明監督(会津工高卒)が指導する駒大へ進み、才能が開花。4年生時は主将として、箱根駅伝で5区山上りを経験、3年ぶりの総合優勝に貢献した。

 卒業後は実業団ランナーとして活躍。2012年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)では日清食品グループで優勝も経験した。選手は30歳で一区切りと決めていて、けがもあり29歳で現役引退した。

 農業資材を販売する家業の安西商会(会津若松市)で仕事をする傍ら、地元の子どもたちへ陸上指導を続けていたところ、3年前に監督就任の打診を受けた。「県代表選手として出られなかった都道府県対抗駅伝にチームとして携わることができるのならば」と大役を引き受けた。「後ろを振り向かないレースをしよう」と選手たちに呼び掛け、選手を後押しした。優勝後は祝福の電話やメールがしばらくやまなかった。

 福島の駅伝の強さを「ふるさとを思う気持ちの強さが福島の選手の強さ」と語る。陸上に携わる機会は減ったが、地元の中学生の練習に参加し後進の育成に力を尽くす考え。「次は会津出身のランナーが日本一に携わってもらいたい」と夢を描く。

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