陸上・相沢晃は1万メートル照準! 東京五輪代表入りへ正念場

 
1万メートルで東京五輪出場を狙う相沢晃。春からは実業団で力を磨く

 東京五輪開幕まで半年に迫る中、代表選考も本格化する。自国開催の五輪で代表入りを目指す県勢選手にとっては正念場を迎える。

 「しっかり体をつくり直して選考レースに臨みたい」。箱根駅伝で2年連続区間新を出し、学生最強ランナーと呼ばれる陸上の相沢晃(東洋大4年、学法石川高卒)は1万メートルで五輪を狙う。春には実業団の名門、旭化成入社が決まっており、すでに練習にも合流。「4、5、6月と1本ずつレースに出場するつもり。日本人トップと、27分40~50秒のタイムを目標にやっていきたい」と話す。

 カヌー・スプリントのカヤック種目で五輪出場を狙う安達高2年の青木瑞樹(二本松市出身)は、五輪出場枠の懸かる3月のアジア選手権(タイ)の代表に選ばれた。現在はハワイ合宿に臨んでおり「常に向上心を持ち、チャンスをつかみたい」と闘志を燃やす。

 競泳の松元克央(セントラルスポーツ、いわき市生まれ)は、ソウル五輪金メダリストの鈴木大地(現スポーツ庁長官)らを育てた鈴木陽二コーチと二人三脚で代表を目指す。昨年の世界選手権男子200メートル自由形では銀メダル。「今は目指しているのは金メダルしかない」と意気込む。

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