磐崎ナイン"堂々行進" 福島で「全国中学軟式野球」開幕

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磐崎ナイン

開会式で堂々と入場行進する磐崎ナイン=あづま球場

 第37回全国中学校軟式野球大会は19日、福島市のあづま球場など県北の4球場で開幕、開会式と1回戦9試合を行った。大会は東日本大震災の復興支援として本県で初開催された。

 開会式では、北海道から九州の各代表校、開催地代表の磐崎(いわき市)の順に参加25校が堂々と入場行進した。杉昭重県教育長らがあいさつ。磐崎の神山翔伍主将(3年)が「福島で野球ができる喜びを胸に、見ている人たちに感動を与えられるプレーをしたい」と力強く選手宣誓した。大会は22日までの4日間、あづまのほか、同市の信夫ケ丘、伊達市のほばら大泉、本宮市のしらさわグリーンパークの各球場で行う。磐崎は第2日の20日、ほばら大泉球場の2回戦第1試合(午前10時開始予定)で赤見(栃木)と対戦する。

 蒲原「感謝の大会に」

 「選手の諦めない姿が県民の元気や希望の源になる。感謝の気持ちを表す大会として全力でサポートしたい」。開会式では、地元の中学生を代表して福島三(福島市)の蒲原晃平主将(3年)が歓迎の言葉を述べた。蒲原主将は浪江町出身。幾世橋小4年の時、原発事故で野球道具を自宅に置いたままの避難を余儀なくされた。だが、各地から届く支援物資や温かく接してくれる人たちなどから励ましを受けながら、大好きな野球の道を諦めなかった。

 福島三は県大会1回戦で敗退したが、「福島東で甲子園に出場したい」と新たな目標を掲げる。兄一輝さんは今夏の高校野球福島大会で16強入りした福島東高の主将。兄の背中を追い、大舞台に立つ姿を思い描く。

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