男子は阿部が連覇、王者の意地 トライアスロンinあいづ

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男子は阿部が連覇、王者の意地 トライアスロンinあいづ

2年連続で総合優勝した阿部有希(神奈川大4年、福島市出身)

 猪苗代湖と磐梯山を望む夏の会津路で23日、全国の鉄人が熱いレースを繰り広げた「第17回うつくしまトライアスロンinあいづ」。男子総合は阿部有希(ゆうき)(神奈川大4年、福島市出身)が連覇を果たし、女子総合は菊池日出子(本宮市)が2年連続3度目の頂点に立った。大会は日本トライアスロン連合(JTU)の「エイジランキング対象大会」で、日本選手権の東北女子代表選考レースを兼ねている。

 スイムで勢い

 「地元福島の大会で連覇できてうれしい」。男子総合で連覇を果たした阿部有希(神奈川大4年、福島市出身)は晴れやかな表情で鉄人レースを振り返った。

 「スイムとバイクで後続を引き離してトップに立たなければ...」。6月のアジア杯での落車で腰を痛め、ランに不安を抱える阿部。ランに入るまでに後続と差をつける作戦だった。スイムは後続を引き離し、1位で通過。中盤のバイクは雨で滑りやすい路面に注意を払いながら、直線ではスピードを上げて疾走した。

 狙い通りのレース展開で突入したランでも、前回覇者としての意地を見せ、トップを守ってフィニッシュ。「終盤は苦しいレースになったが、沿道の大きな声援が力になった」

 中学から競技を始め、大学で力を伸ばした。来月には最後のインカレが控える。前回は無念のパンクで途中棄権しており、「今年こそは優勝を狙う。そして5年後の東京五輪も見据えて競技を続ける」と力強く宣言した。