福島ユナイテッドは初戦敗退 天皇杯サッカー

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福島ユナイテッドは初戦敗退 天皇杯サッカー

【秋田--福島ユナイテッド】後半、相手ゴールに迫る福島ユナイテッドMF石堂(8)=秋田市・あきぎんスタジアム

 第95回天皇杯全日本サッカー選手権第2日は30日、各地で1回戦13試合を行った。本県代表で8年連続8度目の出場の福島ユナイテッドFCはアウェーのあきぎんスタジアム(秋田市)で秋田県代表のブラウブリッツ秋田と対戦、守備のミスから失点を重ねると、終盤の猛攻もゴールに結び付かず、0--3で敗れ、2年ぶりの初戦突破はならなかった。J3勢の対決では長野が山口を下し、町田は盛岡に勝った。

 石堂「一発勝負の怖さ」

 敗戦の瞬間、険しい表情を浮かべながら、膝に両手をついた福島ユナイテッドのイレブン。リーグ戦では順位、対戦成績ともに格下の秋田に次々とゴールを奪われ、トーナメントの厳しい現実を突き付けられた。「これが一発勝負の怖さ。普段とは違う悔いが残る」とMF石堂和人。目標だった2回戦でのJ1新潟への挑戦権も手からこぼれ落ち、主将としてチームの思いを代弁した。

 主力のDF3人をけがで欠く不安が結果に表れた。本来は中盤の安東輝がセンターバックとして出場。不慣れなポジションに、攻撃参加の機会が大幅に減った。守備の統率が取れないまま、マークの甘くなったサイドを崩されて前半に2失点。選手が自ら話し合い、「4--4--2」の布陣に切り替え、リズムをつかんだが、相手を上回るシュート10本で無得点と攻守の歯車がかみ合わなかった。一方、決定力不足の課題こそ残ったが、縦パスや細かい連係でペナルティーエリアに攻め込む場面が目立ち、進歩も垣間見えた。

 「福島の代表なんだぞ。意地を見せろよ」。敵地に駆け付けたサポーターから飛んだ言葉は期待の裏返し。屈辱を発奮材料に、リーグ戦の残り12試合をどう戦うか。チームの真価が問われてくる。