物江が女子400メートル障害でV 東北総体陸上

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物江が女子400メートル障害でV 東北総体陸上

【女子400メートル障害決勝】自己新の1分1秒81で優勝した物江来夢(会津学鳳高3年)=岩手県・北上陸上競技場

 第42回東北総合体育大会は30日、各地で6競技を行った。陸上は岩手県の北上陸上競技場で男女21種目の決勝を行い、女子400メートル障害で物江来夢(会津学鳳高)が1分1秒81で優勝を飾った。男子400メートル障害は渡部佳朗(城西大)が51秒73、同やり投げは村沢雄平(筑波大)が67メートル03で制した。女子やり投げは荒裕子(福島大)が47メートル95で優勝した。

 天候も味方、自己ベスト

 振りしきる雨の中、歓喜のゴールに飛び込んだ。女子400メートル障害の物江来夢(会津学鳳高3年)は、県総合体育大会で記録した自己ベストを0秒18更新する1分1秒81をマークして優勝を手中にした。天候も味方に付け「雨のレースは好き。なぜだか自己ベストが出やすい」と納得の表情を浮かべた。

 「陸上競技に区切りを付けるつもりだった」。東北高校総体では惜しくも7位。6位までが出場できる全国の舞台をあと一歩のところで逃したことが、大きく影響した。「この日が最後の走りになるかもしれない」と覚悟を決めて臨んだ一戦だった。

 競技中は、これまで応援してくれた人や支えてくれた人たちの顔が浮かび「少しでも恩返しがしたかった」。終盤の100メートルで、進歩をうかがわせる会心の走りで後続を断つと、一直線に駆け抜けた。

 「まだ、陸上を続けてみたいと思った」と苦難を乗り越え、爽やかな笑顔で表彰台に上った物江。今後の陸上人生にとって大きな勝利を手にした。

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