少年女子A50自由形で国分が2位 わかやま国体・競泳

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少年女子A50自由形で国分が2位 わかやま国体・競泳

表彰台で笑顔を見せる国分香奈(日大東北高2年)=和歌山市・秋葉山公園県民水泳場

 国民体育大会「紀の国わかやま国体2015」は13日、和歌山市の秋葉山公園県民水泳場などで会期前競技の競泳などを行い、競泳の県勢は、少年女子A50メートル自由形で国分香奈(日大東北高2年)が26秒29で準優勝した。このほか県勢は4種目に出場したが、予選突破はならなかった。

 スランプ脱する力泳

 仲間のもとに駆け寄ると涙があふれた。少年女子A50メートル自由形で2位に入賞した国分香奈(日大東北高2年)。「ホッとした」。国分が語ったひと言が、味わった苦労の大きさを物語っていた。

 両腕を何度も回してからレーンを見詰めて集中すると、号砲に体が反応、抜群のスタートを切った。「前半で思いっきりつっこめることが持ち味」と自己分析するように、前半のスピードを落とすことなくゴール。全員が26秒台の拮抗(きっこう)したレースで表彰台をつかんだ。

 「家族と、支えてくれたコーチに入賞の喜びを伝えたい」。郡山一中2年の時、全国大会で入賞した経歴を持つ逸材だが、その後は結果が出ず、「自分の泳ぎの何が悪いのか」と自問自答する日々を過ごした。極度のスランプに、末永敏則監督も「もう伸びないかもしれない」と心配したが、大舞台で見事に復活を遂げた。「期待に応えられる選手になりたい」。壁を乗り越えた国分の顔には迷いはなかった。