ホープス地区V逃す 新潟に1-3で敗れる

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【福島ホープス―新潟】1回表福島ホープス2死三塁、先制の左前適時打を放つ高橋=新潟県三条市・三条パール金属スタジアム

 東地区チャンピオンシップ(3戦制)第3戦は20日、新潟県三条市の三条パール金属スタジアムで行われた。第2戦を制して対戦成績を1勝1敗の五分に戻した福島ホープス(後期優勝)だったが、新潟アルビレックスBC(前期優勝)に1―3で敗れ、新規参入シーズンでの地区優勝はならなかった。

 福島ホープスは終盤まで互角の戦いを演じたが、1点を先制した直後の1回裏に失った3点が最後まで重くのし掛かった。福島ホープスのシーズンは終了。新潟は東地区優勝チームとして、西地区優勝チームと対戦するBCLチャンピオンシップに駒を進めた。

 高橋の先制打実らず 
 鋭い打球が三遊間を破ると、応援に駆け付けた球場のホープスファンから歓声が上がった。初回2死三塁の好機で「真っすぐを狙っていた」と高橋祥。シーズンの防御率1・60を記録した新潟のエース中西啓太の力のある直球をはじき返した。ここまで無安打と当たりが影を潜めていただけに「最低限の仕事はできた」と胸をなで下ろした。

 「(自分を)救ってくれたホープスに恩返しがしたかった」。四国アイランドリーグに所属する徳島では激しいレギュラー争いから出場機会に恵まれなかったという。「試合に出て野球がしたい」と後期リーグ戦途中にホープスに加入すると、勝負強さを買われ4番の座をつかみ取った。「福島に来て野球ができる幸せを感じた」と、やっとの思いで野球に打ち込める環境を手に入れた苦労人だからこそ、大事な一戦に懸ける思いは人一倍強かった。

 試合後、敗戦の悔しさとともに「チームを勝利に導けるバッターに成長して戻ってきたい」と語った高橋。頼れる主砲は次のシーズンに向けた成長を約束した。

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