学法石川、初Vへ照準 県高校サッカー、帝京安積に逆転勝ち

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【学法石川―帝京安積】後半18分、勝ち越しゴールを決める学法石川のFW安部(11)=郡山市・西部サッカー場

 第94回全国高校サッカー選手権県大会2次大会は31日、郡山市の西部サッカー場で準決勝2試合を行い、第1シード尚志と第2シード学法石川が決勝進出を決めた。尚志は昨年の決勝で対戦した第4シード富岡を1―0で下し、学法石川は2―1で帝京安積を振り切った。決勝は11月7日、同サッカー場で行われ、尚志は2年連続7度目、学法石川は初の全国大会出場を目指す。午後1時10分開始予定。

 学法石川FW・安部、殊勲の勝ち越し弾

 試合終了のホイッスルとともに学法石川イレブンの歓喜の輪が広がった。創部20年目でつかんだ初の決勝の舞台。「よっしゃー」。勝ち越し弾を決めたFW安部光留(2年)は仲間と喜びを分かち合った。

 一進一退の攻防が続き1―1で迎えた後半18分。細かいパス回しからボールはFW安部の足元へ。「点がほしい場面。狙いを定めてシュートを打った」。右足を振り抜くとボールはキーパーの脇をすり抜け、左のサイドネットを揺らした。

 「大事な場面で決められて良かった」と安堵(あんど)した安部の記憶に残るのは昨秋の県選手権準々決勝。0―0で迎えた後半、FWで出場した安部は、相手GKとの一対一の場面で「力んでしまった」と枠外にシュートを外した。チームはPK戦で敗れた。「決めていれば結果は違った」と悔しさを胸に1年間の練習に励んだ。「サッカーだけでなく人間としても成長した1年だと思う」と稲田正信監督。安部は"真のエースストライカー"に成長した。

 決勝で尚志に挑む。今季3度対戦したが、いまだ未勝利。「4度目は負ける訳にはいかない」と自らのゴールで創部初の全国大会へ導くつもりだ。