尚志、激闘制し連覇 福島県高校サッカー

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【尚志―学法石川】PK戦を制し、喜ぶ尚志イレブン=郡山市・西部サッカー場

 第94回全国高校サッカー選手権県大会最終日は7日、郡山市の西部サッカー場で決勝が行われ、尚志が2年連続7度目の優勝を飾った。

 全国高校総体(インターハイ)県大会決勝と同一カードとなった大一番は延長でも決着が付かず1―1でPK戦へ。尚志は5人全員が落ち着いて決め、初優勝を狙った学法石川を退けた。尚志は12月30日に東京都の駒沢陸上競技場で開幕する全国大会に出場する。組み合わせ抽選会は今月16日に行われる。

 PK戦、重圧はねのけ

 全国への思いを乗せた渾身のシュートがゴール左のネットに突き刺さり、歓喜に包まれた。PK戦最後のキッカーとなった尚志のFW小野寛之(3年)はボールをセットして助走に入る時、足がつる寸前だった。だが、「心は冷静だった。外す訳にはいかなかった」と重圧をはねのけた。

 前半から自慢の突破力で敵陣に攻め込んだ。「相手は粘り強いと分かっていたので何としてでも先制点が欲しかった」。積極的な攻撃姿勢を見せ、前半16分にはロングボールに反応し、そこから先制点が生まれた。

 延長戦に入っても勢いは衰えず、相手DFの裏に飛び出してシュートを放った。「相手キーパーの好セーブが頭にあった。PK戦は避けたかったが...」と振り返り、決めきれなかった自らのプレーに「苦しい試合展開になってしまった」と悔しさをにじませた。

 チームのスローガンは「全国への挑戦者」。「このままでは全国で勝てない。もっと練習が必要」と表情を引き締める。「ゲームの流れを引き寄せられる選手になりたい」。身長164センチとサッカー選手としては小柄ながらも持ち前の突破力で全国の舞台での躍動を誓った。