酒井、蛭田が4打差好発進 大王製紙エリエールレディスオープン

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地元・いわきで成長した姿を見せた酒井美紀=五浦庭園CC

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)公認トーナメント、第34回大王製紙エリエールレディスオープンは19日、いわき市の五浦庭園カントリークラブ(6460ヤード、パー72)で開幕、ツアー未勝利の42歳、山本薫里が5バーディー、1ボギーの68をマークして鈴木愛、成田美寿々と並んで首位発進した。県勢の酒井美紀(東日大昌平高卒)、アマチュアの蛭田みな美(学法石川高)は72で回り、4打差の26位、武尾咲希(会津学鳳高卒)は74で49位。

 菊地明砂美、表純子、イ・ナリ(韓国)が1打差の4位。前週優勝で獲得賞金が2億円を超え、初の賞金女王に決まったイ・ボミ(韓国)は70で回り、上田桃子、青木瀬令奈ら7人とともに7位につけた。

 (賞金総額1億円、優勝1800万円、出場92選手=アマ9、晴れ、気温14.4度、北東の風5.1メートル、観衆2251人)

 地元で成長した姿

 酒井美紀は1ボギーで折り返した後半、1、5番でバーディーを取ったが、8番で再びボギー。我慢のゴルフが続いたが、地元での開催に「楽しめた」と笑顔を見せた。

 見せ場は最終ホールの5打目。外せば1オーバーとなる場面で約3メートルの難しいパットを冷静に沈め、初日をイーブンパーで切り抜けた。「耐えるプレーができた」。3年前は予選敗退した大会で成長の証しを見せた。

 ファンの声援力に

 蛭田みな美は1ボギーで折り返した後半、最終ホールでバーディーを奪い、初日をイーブンパーで終えるまずまずの滑り出し。決勝ラウンド進出に向けて、2日目の活躍を誓った。

 パーが続いたが、「ナイスパーって声を掛けてもらってほっとした」と、ファンの声援を力に変えた。最終ホールでは、7メートルのバーディーパットを沈め、「うれしかった」と現役高校生らしいはじける笑顔を見せた。

 菊地明砂美、1打差4位 いわきでプロ合格

 いわき市のサラブレッドCC研修生だった2010(平成22)年7月、酒井美紀と共にプロテストに合格し、18日に30歳となった菊地明砂美が1打差の4位と好スタートを切った。ボギーが先行しても「ショットの調子がいい」と焦らず、14番のチップインなど4バーディーを取り返した。「チャンスをしっかり取れた。いい30歳の初ラウンドになった」とほほ笑んだ。

 妹の菊地絵理香は4月にツアー初優勝し、賞金ランキング7位。自身は122位と、シード獲得には優勝以外ない状況だ。「私も頑張りたい」と話した。

 武尾、2オーバー巻き返しへ 

 初日を2オーバーで終えた武尾咲希。前半2番でバーディーを奪い、好調なスタートを切ったが、4、5番で連続ボギーをたたき、流れを維持できなかった。

 「もう一転がりほしいのが何度もあった」。前日の雨で重くなったグリーンを攻略できず、パットに苦しんだ。「調子は悪くない。目標は1試合5バーディー。(20日は)クリアできるよう攻めたい」と強気な姿勢を見せ、巻き返しを誓った。