酒井22位、武尾と蛭田46位 大王製紙エリエールレディスオープン

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通算2アンダーでホールアウトし、同組の選手と握手を交わす酒井美紀

 いわき市の五浦庭園カントリークラブ(CC、6460ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われた日本女子プロゴルフ協会(LPGA)公認トーナメント、第34回大王製紙エリエールレディスオープン最終日では、イ・ボミ(韓国)が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算16アンダーの272で2週連続となる今季7勝目、通算15勝目を挙げた。イ・ボミは今大会の賞金1800万円を加算して今季の賞金が2億2581万円となり、男子ツアーの年間最高額を上回る日本ツアー歴代最高。

 県勢は、酒井美紀(東日大昌平高卒)が通算2アンダーの22位、武尾咲希(会津学鳳高卒)、アマチュアの蛭田みな美(学法石川高)が共に通算5オーバーの46位だった。(出場55選手=アマ2、曇り、気温13.8度、北北東の風2.9メートル、観衆7143人)

 酒井、15メートル沈めパットで魅了

 「4日間で一番いいプレーができた」。1アンダーでスタートした酒井美紀は、2バーディー、1ボギーでスコアを一つ伸ばし、地元ファンの期待に応えてホールアウトした。

 前半3番で15メートルのロングパットをねじ込み、この日初のバーディー。大勢のギャラリーをうならせた。7番でボギーをたたいたが、8番でバーディーを奪い、すぐさまミスを挽回した。3年前は地元開催に浮足立ち、予選敗退。最終日は会期中最多の来場者数だったが「いつも通り落ち着いてプレーできた」と、成長の手応えを口にした。

 武尾、伸び伸び2バーディー

 武尾咲希は最終日を2バーディー、3ボギーの1オーバーとし、スコアを落としたが「毎日バーディーを取れたことは収穫。伸び伸びプレーできた」と目標の決勝ラウンドの舞台で楽しむ余裕を見せた。

 見せ場は前半16番。ラフとフェアウェーの境で、打ちにくいポジションからチップインバーディーを奪い、ギャラリーを沸かせた。3年前は高校生として出場し、予選敗退。今回は目標を達成し「成績を見ると悔しさはある。でもショットの飛距離が伸び、小技もうまくなった」と、大舞台で確かな成長を感じ取った。

 プロも顔負け、蛭田は目標達成

 蛭田みな美は最終日を4バーディー、4ボギーのイーブンとし、通算5オーバーで大会を終えた。「もっと伸ばせた」と悔しさをにじませたが、随所でプロに負けないプレーを見せた。

 前半13番のバーディーで流れに乗ると、14番では7メートルのバーディーパットをねじ込んだ。さらに2バーディーを奪い、目標の「1日4バーディー」を達成した。アマ予選で敗れ、主催者推薦で出場。雪辱を果たすべく臨んだ大会で予選ラウンドを突破した。成長著しい18歳は「勉強になった。課題が見つかった」と飛躍を誓った。

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