尚志、駒大高に無念のPK戦負け 全国高校サッカー

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【駒大高―尚志】PK戦で敗れ、涙をこらえながら引き上げる高梨〈10〉ら尚志イレブン=東京・駒沢陸上競技場

 第94回全国高校サッカー選手権第3日は2日、東京の駒沢陸上競技場などで2回戦16試合が行われた。本県代表の尚志は駒大高(東京B)と対戦、0―0と80分では決着がつかずPK戦にもつれたが、3人が続けて外し0―3で敗れた。昨年の第93回大会に続く3回戦進出はならなかった。

 小野と高梨、何度も好機

 「2人で1年間特訓してきたが、結果に結びつけられなかった」。コンビネーションを磨き上げ、チームを全国の舞台へと導いた尚志の3年生コンビ。得点を決められないままPK戦で敗れ、天を仰いだ。

 FW小野寛之とMF高梨起生は攻撃の起点としてこの試合でも幾度となく好機を演出した。エースの小野は「どんなに長い距離でも足元にボールを持ってきてくれる」と正確なパスを送り出す高梨に絶対の信頼を寄せる。高梨は小野の動きを常に確認、ここ一番で確実にネットを揺らす小野にパスを供給し続けてきた。

 連係の良さを見せつけるかのように、小野が俊足を生かして相手守備の裏を取ると、高梨の鋭いパスが放たれ、相手ゴールを脅かした。ゴールにはつながらなかったが、観客で埋まったスタンドを湧かせた。

 「勝つ自信があっただけに本当に悔しい」と唇をかむ小野。涙をぐっとこらえ仲間の肩を抱き寄せ、健闘をたたえる姿にエースとしての責任感がにじんだ。

 「サッカーを満喫できた高校生活だった」と口をそろえた2人。「プレーでチームを引っ張る選手に成長してほしい」と全国制覇の夢を後輩に託した。