磐城一、あと1ポイント 春高バレー、新発田商に逆転負け

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【磐城一―新発田商】第3セット、トスを上げ得点を演出する草野(1)=東京体育館

 バレーボールの全日本高校選手権「春高バレー」は5日、東京体育館で開幕し、男女の1回戦が行われた。県勢は2年連続2度目の出場の女子・磐城一が4年ぶり5度目の出場の新発田商(新潟)と対戦、互いに1セットずつを奪い迎えた最終の第3セットで、24―21と勝利まであと1ポイントとしたが、逆転を許し、県勢女子として2004(平成16)年の相馬東以来の12年ぶりの初戦突破はならなかった。

 「つめが甘くなった」

 磐城一にとって1ポイントが遠かった。スコアボードに24―21と表示され、歓喜の瞬間が迫った。「焦りがあったかもしれない。つめが甘くなった」と主将の草野明日香(3年)。26―26の同点となり、ライン際に際どく落ちたボールは相手のポイントに。逆に王手をかけられ、選手たちは動揺を隠せなかった。試合が終わると、勝利に沸く相手チームをぼう然と見詰めるしかなかった。

 「3年生全員がここまで残るのは初めて」。昨年の敗戦を経験した3年生は悔しさを力に変え、誰一人引退することなくコートに立った。迎えた一戦。エース大久保麻衣(2年)やスパイカー畠山ほのか(3年)の不調にも、草野はクイックなど変化を付けたトスで援護した。リベロの宗像みずき(同)もレシーブで粘り強く拾って攻撃へとつなげ持ち味の「コンビバレー」を展開。「自分たちのバレーはできていた」と手応えを感じていただけに敗戦のショックは大きかった。

 「昨年に比べ成長できたと思う。この経験を後輩に生かしてもらい来年こそは勝利をつかんでほしい」と草野。聖地での1勝は来年以降に持ち越しとなった。

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