福島Uの福島出身・大原が現役引退 福島県サッカー界への貢献に期待

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 サッカーJ3の福島ユナイテッドFCを運営するAC福島ユナイテッドは8日、DF大原卓丈(29)が現役を引退すると発表した。
 大原は福島市出身、福島東高卒で、高校時代に3年連続で全国高校選手権に出場した。東海大へ進学しJ2の徳島ヴォルティス、当時東北社会人リーグのグルージャ盛岡を経て2012(平成24)年シーズンから当時東北社会人リーグ1部の福島ユナイテッドFCに加入した。

 184センチの長身を生かしDFとして活躍。チームのJFL(日本フットボールリーグ)、J3昇格に貢献した古株で、15年シーズンは主にセンターバックで27試合に出場、1得点だった。
 県内での教員を志望しており、指導者として本県サッカー界への貢献が期待される。

 「指導者として貢献」 

 大原は福島民友新聞社の取材に応じ、地元福島への思いなどを語った。

 ―引退を決断した。
 「震災後、福島に戻ってからサッカーで『元気づけたい』『明るいニュースを届けたい』と人一倍の思いを持ってプレーしてきた。30歳を前に、一つの役目を果たせたと感じた」

 ―チームに期待することとは。
 「自分が子どものころは福島にJリーグのチームが出来るとは思っていなかった。福島でプロを目指したいと思えるようJ2、J1へと上がり、サッカー少年の目標となってほしい」

 ―最後にサポーターへ。
 「震災があっても、チームが負けていても、熱い応援をしてくれたサポーターの存在が支えになった。サッカーで出会った人への感謝を忘れず、指導者として福島に貢献したい」