【特集】東京五輪「追加種目」、福島県内も期待 5競技・18種目

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「こんなに楽しいものはない」とサーフィンの魅力を話す鈴木さん

 2020年の東京五輪では、追加種目として提案された野球・ソフトボール、サーフィン、スポーツクライミング、空手、スケートボードの5競技、計18種目が実施される見通し。県内の選手や競技関係者が東京五輪への期待や競技の魅力を語った。

 鈴木重紀さん「20年夢中」

 【サーフィン】海の近くで生まれ育った。中学3年の時、先輩がサーフィンをやっていたことがきっかけで競技を始め気が付けば20年ほどたつ。「こんなに楽しいものがあったのかと思って夢中になった」。鈴木重紀さん(34)=南相馬市鹿島区=の日焼けした顔に白い歯が浮かんだ。

 インドネシア・バリで2008(平成20)年に開かれたアジア・オリンピック評議会(OCA)のマリンスポーツ大会「第1回アジアビーチゲームズ」でサーフィン競技に日本代表として出場。団体で銀メダル、個人では銅メダルを獲得した。15年10月には、南相馬市・北泉海岸で東日本大震災後初めて開かれた「復興祭―サーフチャレンジin北泉」で優勝するなど、第一線で活躍している。

 現在は週に1度、北泉海岸でサーフィンを楽しんでいる。「水面に浮いている感覚は日常生活では味わえない。自分の体とボードしかない。全てが自然との対話。そこに年齢や性別は関係ない」。競技の魅力を語り出すと止まらない。

 「登り終えた時の"達成感"魅力」

 【スポーツクライミング】人工の岩壁を登るスポーツクライミングは全身の筋力と柔軟性が問われる競技。さまざまな形の突起物「ホールド」に手足を掛け、重力に逆らいながら上を目指す。

 制限時間内に到達できた高さを争う「リードクライミング」、ロープを使わずコースの難易度や速さが問われる「ボルダリング」、速さを競う「スピードクライミング」がある。東京五輪には3種目の複合が提案された。

 福島市太平寺のボルダリングジム「ディバース・ロック・クライミング」のオーナーで、国体に出場するなど現役選手としても活躍する佐々木亮介さん(36)は「登り終えた時の達成感が魅力」と語る。

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