女子大回転で会津工の大嶋が初の栄冠 福島県高体スキー

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【女子大回転】初優勝を飾った大嶋柚(会津工)=裏磐梯猫魔スキー場

 第61回県高校体育大会スキー競技第2日は14日、北塩原村の裏磐梯猫魔スキー場で男女大回転、檜枝岐村の尾瀬檜枝岐クロスカントリースキーコースで男子リレーが行われた。

 大回転は男子が長谷部宏仁(猪苗代2年)、女子が大嶋柚(会津工2年)が制し、共に初優勝を飾った。男子リレーは唯一出場の猪苗代がインターハイ出場を決めた。

 最終日の15日は、アルペンの男女回転、距離のフリーを行う。

 「優勝したい思いは強かった。練習の成果が出せ、自信になる」。昨年、準優勝に終わった雪辱を果たし、女子大回転を制した大嶋柚(会津工2年)は1、2本目共にトップタイムでの完全優勝。軟らかい雪質に多くの選手が足を取られ苦戦する中、安定した滑りを見せた。

 昨年10月に約3週間、オーストリアで行われた海外合宿に初めて参加した。「海外の人と同じコースで初めて走った。体の使い方など今まで見たことがない滑りだった」。海外選手のダイナミックなスキーに、度肝を抜かれたという。

 収穫もあった。それまでターンでは外側の足を重視していたが、海外選手の内足を重視した練習を実践。「違う滑りを教わり、スキーの幅が広がった」。この日の両足を生かした会心の滑りは、そのたまものだった。

 「練習でも試合でも手応えがある。『転びそう』と感じることも少ない」と進化した滑りに自信を見せる大嶋。「今年はインターハイ(全国高校総体)で入賞したい」。新たな意気込みと共に、全国の舞台へと駆け上がる。