史上初の快挙、全中スキーに弾み 男子大回転で中丸が2年連続2冠

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【男子大回転】2年連続2冠を成し遂げた中丸雄哉(南会津)=裏磐梯猫魔スキー場

 第58回県中学校体育大会スキー競技最終日は14日、北塩原村の裏磐梯猫魔スキー場で男女大回転、檜枝岐村の尾瀬檜枝岐クロスカントリースキーコースで男女リレーが行われた。

 男子大回転は中丸雄哉(南会津3年)が前日の回転に続いて優勝、男子初の2年連続2冠を達成した。女子は半沢ひなた(猪苗代・東3年)が2連覇。リレーは、男子が猪苗代、女子は只見がそれぞれ優勝した。学校対抗は、男子が南会津、女子は猪苗代が優勝。男女総合優勝は猪苗代だった。

 1本目が2位に終わり、迎えた運命の2本目。中丸雄哉(南会津3年)は「自分のいい滑りをイメージして臨んだ」と気持ちをリセットした。「2本目は自分の滑りができたので自信はあった」。唯一の36秒台をたたき出して逆転、大回転を制して男子では史上初の「2年連続2冠」を成し遂げた。

 世界を知ったことで大きな影響を受けた。昨年4月に国際スキー連盟公認のウィスラー杯に出場。「各国の同年代の選手の滑りを見て刺激になった」とレベルの差を痛感した。その直後から「負けてはいられない」と猛練習。コーチの父啓さん(55)が「朝練習を休まなかった。こっちが不安になるくらいだった」と話すほどの"練習の鬼"と化した。

 世界を実感しただけに男子初の快挙にも「うれしいけど優勝して当たり前」とあっさり。「まずは国内のライバルたちに勝って、表彰台の一番高い所に登りたい」。2年連続2冠は、半月後に控える全中での飛躍に向けた通過点にすぎない。