少年女子1500・秋山が7位入賞つかむ いわて国体・スケート

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【スピードスケート少年女子1500メートル決勝】7位入賞を果たした秋山光希(喜久田中)=岩手県営スケート場

 第71回国民体育大会冬季大会「2016希望郷いわて国体」のスケート、アイスホッケー競技第4日は30日、盛岡市の岩手県営スケート場などで行われ、県勢はスピードスケートの少年女子1500メートルで秋山光希(喜久田中3年)が7位入賞を果たした。

 そのほか少年男子、成年男子の2000メートルリレーで本県チームが決勝進出を決めた。成年男子1000メートル準決勝に臨んだ古川耀(スーパースポーツゼビオ―LINX)と渡辺晟(山梨学院大2年、郡山商高卒)は決勝進出を逃し、成年男子5000メートルの高橋千昭(勿来高教)は予選で敗退した。

 最終日の31日はスピードスケートの成年女子3000メートル決勝が行われ、水沢彩佳(日体大2年、郡山商高卒)が出場する。リレーの決勝も行われる。

 秋山、攻めの滑り...次への糧

 全国高校総体の覇者も名を連ねる高校の強豪選手と同じスタートラインに立った少年女子1500メートルの秋山光希(喜久田中3年)。周りの選手より一回り細身の体に目いっぱい力を込め、7位入賞をつかんだ。

 「プレッシャーがあった」。レース前、初の全国決勝に重圧を感じたが、「学ばせてもらおう」と気持ちを切り替えた。号砲一発、「速い人のグループに付いていく」と攻めの滑りで一人を抜かして7位に。先頭集団に食らいつき、終盤まで6位争いを演じた。

 小学4年だった秋山を見た黒沢政弘監督(郡山商高教)がその素質にほれ込んだ。秋山は中学校入学後、本格的に競技をはじめ、毎日学校が終わると郡山商高へ。黒沢監督指導の下、高校生と一緒に汗を流してきた。「3年になったら国体で入賞だぞ」。2年の時、監督からはっぱを掛けられ、向上心が芽生えた。努力は実り、昨年12月の東北中体で2冠を獲得するなど、黒沢監督の期待以上の活躍を見せた。

 「もっといけた。課題が残った」とレース後に悔し涙を流した秋山。その真っすぐな瞳は全国の頂点を見据える。この一戦がさらなる飛躍へとつながるはずだ。