猪苗代高・渡部大輝がジャンプに続き複合も5位 スキー国体

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【複合少年男子】前日のジャンプに続き、5位に入った渡部大輝(猪苗代高)=岩手県八幡平市・田山クロスカントリーコース

 第71回国民体育大会冬季大会「2016希望郷いわて国体」のスキー競技会第3日は22日、岩手県八幡平市の安比高原スキー場などで競技が行われ、複合少年男子で渡部大輝(猪苗代高3年)がジャンプに続き、5位に入った。複合少年男子の県勢の入賞は2011(平成23)年以来5年ぶり。

 県勢はこのほか、距離フリーリレーの本県女子チームが9位、アルペン大回転少年女子の大嶋柚(会津工高2年)は22位だった。

 最終日の23日はアルペン大回転の少年男子、距離フリーリレーの少年男子、成年男子が行われる。アルペン少年男子で県総体を制した高橋海里(猪苗代高3年)や全国中学大会の回転で3位に入った中丸雄哉(南会津中3年)が出場する。

 一時首位「悔しい」

 「あー、悔しい」。複合少年男子で5位となり、前日のジャンプに続いて、複合で自身国体初入賞を果たした渡部大輝(猪苗代高3年)だったが、この日は悔しさがこみ上げた。

 前半のジャンプは理想通りだった。公式練習では全体1位の大飛躍。本番では風に恵まれなかったものの、本人も認める「ベストジャンプ」。6位につけて距離で悲願の優勝を狙った。

 2.5キロのコースを4周する後半の距離。首位から38秒遅れでスタートすると「食らい付いてやる」と前方の選手をひたすら追い掛けた。3周目、首位争いは渡部を含む5人に絞られた。好機をうかがい、「ここだ」と上り坂を一気に駆け上がり首位を奪取した。悲願は目の前まで迫っていたが、直後の下り坂で4位に転落。ゴール直前には5位に順位を下げた。

 父親の明仁監督(50)は「残念だった」と顔をしかめる。しかし、収穫もあった。「試合運びを分かってきた」と息子の成長を実感した。「いつか日本のトップに」。18歳の挑戦は始まったばかりだ。