競技得点10.5点、5年ぶりの2桁 「スキー国体」福島県総括

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 3日間にわたる熱戦に幕を閉じた「2016希望郷いわて国体」のスキー競技会。本県は競技得点10.5点を獲得、男女総合(天皇杯)14位で昨年の18位(競技得点6点)を上回った。「競技得点15点以上」の目標には及ばなかったが、5年ぶりに10点台に返り咲いた。

 国体で結果を残せずにいた渡部大輝(猪苗代高3年)が少年男子のジャンプと複合で共に初の入賞を飾るなど大きく貢献。アルペンでは、成年男子Aで大山瑠(りゅう)(近大4年)が7位入賞し、計3種目で入賞を果たした。佐藤弘樹総監督(県スポーツ課主幹)は「スケート競技に続き、スキー競技でも2桁得点できたことは秋の本大会につながる」と昨年を上回る結果を出した選手をたたえた。

 入賞が期待されたアルペン少年男女や距離リレーで競技得点を稼ぐことはできなかったものの、1桁順位や10位台前半に入ったことは今後の活躍を予感させた。

 目標の15点以上に向けた課題は「競技人口の拡大」だ。特に、距離成年男子リレーでは、各チームが成年男子A(18歳以上26歳未満)の若手選手を中心に構成している中、本県は成年男子C(34歳以上)の選手が2人出場。選手不足から、成年を中心に選手層に厚みが出ないのが現状だ。

 「ジュニア世代の発掘、育成環境を整えることで競技人口を増やし、徐々に成年の選手層も厚くしたい」と佐藤総監督。若手育成と成年選手の確保がかみ合えば、一層の飛躍も実現できるはずだ。

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